やっぱり目が離せない

月曜日のお楽しみ、といえばNHKで放映される『赤毛のアン』を観ることです。特に春夏の間は、セ・リーグの試合がない寂しい夜を彩ってくれる貴重な娯楽でした。 去年『赤毛のアン』自体はイマイチで、続編の方がいいと書きましたが、謹んで訂正します。あら…

思ったより近くにあるワナ

そういやジェニファー・ワイナーの新作読んだのよ。 あれ?ウェイナー?どっちが正しいのかいつも分からない。 ジェニファー・ワイナー(こっちにした)っていったらあれよ、In Her ShoesやGood in Bedを書いたあの人。 今回のテーマは「薬物依存」。といっ…

ヒキガエルさん、尊敬すべきひとに出会う

仕事が珍しくうまく行ってご機嫌な月曜。早く退勤できたので、いつものカフェで祝賀会です。もちろん一人でね…。 今日みたいな日もあること、忘れないようにしようと思いながら、すする紅茶の美味しいこと。----------- 最近図書館で借りて舐めるように読ん…

大きな森の小さな政府

決めた今月は毎日ブログを書きます。何でもいいから達成感を味わいたい。休暇はだれないようにするのが難しい。 数日前、朝日新聞で『大草原の小さな家』シリーズについての記事を読みました。著者はローラ・I・ワイルダーですが、どうやら娘でジャーナリス…

右往左往

梅雨のせいか仕事が繁忙期のせいか、気持ちの晴れない日々が続いています。しかし6月もはや後半ですね。うまく行かなくてもがいている時でも着実に梅雨明けに近づいてると思えば少しホッとします。 最近ちょびちょび読んでるのがこれ。珍しくアメリカ政治の…

それでも分かりあえるかな

週末、講演会を聴きにいってきました。 話し手はバリッバリ活躍されてる有名な児童文学翻訳家。サイン会もあるということだったので、私も子どもの頃からの愛読書を携え気合を入れて行ってきました。どれくらい気合を入れたかというと開場(開始ではなく)の…

そこかしこのフラニー

最近『フラニーとゾーイ』の新訳を読んでいました。 『ライ麦』が大人になれない文化系男子のバイブルであるならば、『フラニー』は同じく文化系女子の心の拠り所です。ご多分にもれず私も大学生のとき何度も読みました。その結果どんどんナイーブな気持ちに…

ホームスイートホーム

こういう葛藤を抱えてるひと、けっこういると思う。 「うちの母は男女同権を信じて男性に負けずバリバリ働いてました。毎晩遅くクタクタになって帰ってきてたけど、力を振り絞って家事も頑張ってた母を尊敬してます。そうやって稼いだお金でよい教育を受けさ…

片付けの教科書たち

片付け熱がさめやらず、毎日収納を吟味しています。昨日も魔窟と化していたクローゼットに秩序をもたらしました。かなりきれいに、かつ機能的になったので、見るのが楽しい。用もないのにクローゼットを開けたり閉めたりしています。 片付けってちゃんと考え…

目利き求む

先日こんな本を買ってみました。 大人気ブログ「洋書ファンクラブ」主宰者として洋書ファンだけでなく書店員・編集者からも絶対的な信頼を誇る渡辺由佳里が読んでみたい、読んでおきたい洋書500冊をジャンル別に厳選!おなじみのベストセラーから知られざる名…

一緒に歌をうたおう

「ついにみなしごになってしまったよ。」 雄一が言った。 「私なんて、二度目よ。自慢じゃないけど。」 私が笑ってそう言うと、ふいに雄一の瞳から涙がぽろぽろこぼれた。 「君の冗談が聞きたかったんだ。」腕で目をこすりながら雄一が言った。「本当に、聞…

まずは誰の言葉であっても

いまね、これ読んでるとこ。アフガニスタンの首都カブールというおそらく世界で一番危険な場所にあるカフェと、そこに集まってくる5人の女性の物語です。 フィクションなんでね、だいぶ現実とは乖離してまろやかな話になってると思うのですが、それでもしょ…