右往左往

梅雨のせいか仕事が繁忙期のせいか、気持ちの晴れない日々が続いています。しかし6月もはや後半ですね。うまく行かなくてもがいている時でも着実に梅雨明けに近づいてると思えば少しホッとします。

 

 

Conservatize Me: How I Tried to Become a Righty with the Help of Richard Nixon, Sean Hannity, Toby Keith, and Beef Jerky

 

最近ちょびちょび読んでるのがこれ。珍しくアメリカ政治の本です。とはいっても内容はまったく堅くなく、むしろ笑えます。アメリカの左翼と右翼、リベラル派と保守派の思想・ライフスタイルをユーモラスに描いた本。
 
マクドナルドの商品ばっかり食べ続けるとどうなるのか?という実験をした『スーパーサイズ・ミー』という映画がありましたが、それに似た内容です。筋金入りのリベラル派である著者が、保守派の思想をいったん受け入れ生き方を真似してみることで、保守派に染まるか実験します。
 
とにかく面白いのが、リベラル派と保守派とでは服装も聴く音楽も違うってこと。通うお店すら違うんだって。リベラル派はスタバに行くけど保守派は行かない、とかね(スタバはリベラル派の政党である民主党を支援してるらしい)。実験にあたって、筆者がiPodの中身を保守派の好む音楽に入れ替えるところは笑わずにいられません。まぁ普段聴く音楽が思想に影響する可能性ってけっこうあるもんな。
 
こんな感じで、日本の右翼と左翼のライフスタイルの違いもまとめたら面白いだろうな。先日、食べるものをみればその人が右翼か左翼かわかるっていう日本の新書をちらり見かけました。音楽や映画も同じように分析して欲しいな。