新しい種目はじめました

10代のころ、mc SisterやOlive(懐かしい)、そしてnonnnoのページをめくりながら、どうして私は整った容姿に生まれなかったのだろうといつも残念に思っていました。できればさらっさらの髪に目の大きな美人に生まれたかった。現実はというと、私は解剖学的に眼球が小さくて、コンタクトレンズも特注サイズを買わなければならないくらいなのですが…。


しかし、あれからだいぶと時が流れた今、ふと気づけば自分の容姿があまり気にならなくなってました。というより容姿について考える時間が減ったね。人生の中で顔貌というファクターがあんまり重要でなくなってた。おかげで気持ちが楽になったわ。


社会に出て学生時代よりもたくさんの人に会ったのがよかったのかも知れません。仕事をする中でいろんな人を見ました。いつも不機嫌そうな美人も見たし、目をみはるような美人じゃなくてもいつも楽しそうな人にも出会いました。


それで思ったわ。美人じゃなくていいから、感じのいい人になりたいなと。感じのいい人と一緒に働くと元気が出るし、楽しい。そういう人にたくさん助けられました。いつか私も周りのひとにそう思ってもらえるような人になりたいものです。


それにさ、感じがいい人になるってなかなかやり甲斐があると思うのです。だって「感じのよさ」っていうのは総合芸術みたいなもので、多くの点で魅力的であることが必要だもの。前向きな強い心とか忍耐とか、知恵、知性、清潔感。あと人間て存在に対する温かい気持ちとかね。いろんな資質を修得しなければなりません。


感じのよさは努力で獲得できるのがいいとこだとも思います。美人は生まれつくものだけど、感じのよさは後天的に身につけられるものだから、後者を目指す方がフェアです。眼球が小さい私はこっちの競技にエントリーしようっと。ハッとする美人より、ホッとする感じのいい人を目指して、私の長い旅が始まるよー。

 

 

 


ところでだいぶ日が長くなりましたね。もうじき春です。プロ野球年鑑も購入して、いつシーズン開幕しても大丈夫な状態です。