???????の場所

学校という場所をいぶかしく思ってるって話したっけ。


 
学校という場は本当に息苦しいところです。全体からはみ出さない限りはどうってことないのだけど、少しでも違えば本当に苦痛な空間になります。
 
個人的な経験を例にとれば、私は太平洋戦争にまつわる教育が辛くて仕方ありませんでした。いまはそうでもありませんが、小学生のころは極端に怖がりだったので、教科書に掲載された戦争の記述が恐ろしくてたまらなかったのです。特に国語の教科書に掲載された小説がね。小学生向けの表現を抑えたものでも無理だったわ。もちろん読むべき理由も分かるのですが、みんながみんなそれを受け止められる段階にいるとは限りません。
 
しかし私が真に???と思ったのは、国語の授業そのものよりも、そのあとのことです。苦痛をじっと耐え、しかし自分なりに平和について一生懸命考え、その結果完全に食欲を失った私の前にくりだされる給食。そして「給食を残してはいけません」という先生の声。
 
いやーそれは無理だわ。どんなに頑張っても無理だわ。
 
世の中ってここまで苦痛である必要があるのかしら。と小学生ながら思いました。なんかおかしいな?????って。
 
そしてそれから20年経った今でも、その感覚をぬぐい去ることができません。学校という場の圧力、なんかおかしいよ??????っていう。